【高木公民館地域学習推進員会講座】「災害に備えて 自助・共助・公助 防災意識の向上」に参加しました。

この情報に関係する組織:まちづくり・防災部-防災部門

2025年3月15日(土曜日)13時30分~15時
開催地 高木公民館
講師 西宮市防災危機管理課 大部 亮汰 様、大田 紀彦 様
主な内容は次の通りです。
・ 公助・共助・自助の中で自助が最も大事
・ 今年1月13日にも南海トラフ地震の臨時情報(調査終了)が出たが、発生可能性が下がったわけではない。
・ 南海トラフ地震の震度は西宮で震度6弱で阪神淡路大震災の震度7より低いが長時間揺れる。家の倒壊は少
 ないが家具が、転倒する可能性はある。
・阪神淡路大震災のような内陸型地震はいつ、どこで発生するか分からない。
・ 地震の時の対応
 ①揺れが収まるまで机等の下に入る(机等は大きく動くので脚を持つこと)
 ➁転倒する可能性のある大型家具から離れる
 ➂ドアや扉を開ける
 ④慌てて外に出ない
 ⑤揺れが収まったら火の始末
 ⑥避難する場合はブレーカーを落とす(通電時の火災を防ぐ)
 ⑦外で被災したら、自販機、ブロック塀や電柱から離れる。
・ 家具の転倒防止は簡単ではない。できなければ家具の配置変更や寝る場所の変更等も有効
・ 今年の5~6月にハザードマップを全戸配布予定
・ この地域は武庫川洪水での浸水深度は0.5~2m
・ 避難時に持ち出す非常用袋は水や非常食の他にモバイルバッテリーも入れることをお勧め。全部で10~15kg
 (持って走れる重量)が限度
・ 非常用備蓄品は内閣府では水や食料等7日分を推奨。非常食は高価なため、普段使いの缶詰や好みのお菓子
 のローリングストックがお勧め
・ 簡易トイレ、携帯トイレは5回×7日×人数分用意が望ましい。
・ 西宮防災ポータルサイトに住所を入れるとその場所のハザード、給水情報、炊き出し情報等が分かるので見てく
 ださい。
      https://www.nishinomiya-bousai.jp/map/?r=lifesupport
講師の方のお話の後、避難所の運営(セクハラ防止の取組み、冷暖房、授乳場所の確保、避難所内テントの有無など)や防災講座や訓練開催情報の横展開など活発な質疑応答が行われました。
                                              以上
                                          (防災委員 岡村)